HubSpotとネイティブに連携できるツール10選
- 2016年03月14日 11:30
- HubSpot
こんにちは!マーケティング担当の陶山(すやま)です。
マーケティングオートメーション(MA)として大きな注目を集めているハブスポット(HubSpot)ですが、実はコンテンツ管理システム(CMS)や顧客管理システム(CRM)としても非常に高い評価を得ており、その全てが一つのツールに統合されている点がHubSpotの最大と魅力と言えるでしょう。一方、最近では他システムとの連携を強化しており、HubSpotと様々なツールと組み合わせることでより高いパフォーマンスを発揮できるようになってきています。そこで今回は、HubSpotとネイティブレベルで連携できる(HubSpotが連携を保証している)10のツールをご紹介します。
WordPress
WordPressは、オープンソースのCMSで、会社サイトやビジネスブログの構築環境としても広く利用されています。HubSpotは、CMSとしての機能も備えていますが、WordPressなど他のCMSとの連携も容易です。HubSpotに登録されているコンタクト(フォームから問い合わせがあった見込み顧客など)に関して、そのコンタクトが「いつ」「どの」ページをに訪れたか?といった情報をタイムライン形式(時系列)で把握できるようになります。
Eventbrite
Eventbriteは、オフラインのイベント管理ツールです。イベントの告知・集客・チケット販売・出席管理をオンライン上で簡単に行うことができます。HubSpotと連携することで、Eventbriteに登録されたイベント参加者の情報をHubSpotに同期することが可能となります。
GoToWebinar
GoToWebinarは、Webセミナー管理ツールです。Webセミナーの告知・出席管理・配信を行える他、参加者ごとにその視聴状況を細かく把握することができます。HubSpotと連携することで、HubSpotで作成したランディングページからセミナーの登録ができるようになったり、Webセミナーの視聴状況をもとにコンタクトを選別したりスコアリングするなども可能です。
Wistia
Wistiaは、ビジネス版YouTubeともいうべき、動画ホスティングツールです。動画の視聴と引き換えにメールアドレスの登録を促す、ユーザーごとに動画の視聴状況を把握するなど、リードの「獲得」「育成」「選別」あらゆる用途に活用できます。HubSpotと連携することで、Wistiaに登録された動画視聴者の情報をHubSpotに同期することが可能となります。(上記のGoToWebinar同様、視聴状況をもとにしたコンタクトの選別やスコアリングも可能です)

上記のように、HubSpotのコンタクトタイムライン上で動画の視聴状況を把握できます。※HubSpot and Wistia Integration( https://wistia.com/product/hubspot )より引用
Salesforce
Salesforceは、世界10万社以上に利用されているCRMです。HubSpotは、無料のCRMを提供していますが、Salesforceをはじめとする他社CRMとの連携も簡単です。HubSpotとSalesforeを連携するすることで、HubSpotとSalesforceのコンタクト情報をリアルタイムに同期できるようになります。(リンク先ページで詳細を解説しておりますので、あわせてご参照ください)
Google Calendar
Google社が提供するカレンダーツールです。HubSpotと連携すると、HubSpotに登録した顧客との商談やイベントなどの情報が自動的にGoogleカレンダーに同期されます。
UberConference
UberConferenceは、優れたインターフェースを持つ電話会議システムです。HubSpotと連携すると、HubSpotに登録した顧客との電話会議の情報が自動的にUberonferenceにも同期されます。
Sidekick
Sidekickは、GmailやOutlookなどのメーラーと組み合わせて利用できる、主に営業向けのノーティフィケーションツールです。見込み顧客に対して送ったメールが開封されたり、あるいはその顧客が自社のコーポレートサイトに再訪した際に、その情報をリアルタイムで担当の営業に通知してくれます。このため営業は、最適なタイミングで見込み顧客にアプローチすることができるようになります。また、有償オプションとなりますが、HubSpotと連携することでコールログ(電話の音声データ)を記録することも可能です。
SurveyMonkey
SurveyMonkeyは、Webアンケートツールです。顧客満足度調査やNPSなどに利用されることも多い同ツールですが、HubSpotと連携することで、顧客情報とアンケート結果がシームレスに統合されより多角的な分析が可能となります。また、HubSpotのワークフロー機能と組み合わせれば、アンケート結果に応じて自動的にオファーを送ることも可能となります。
Zapier
Zapierは、様々なオンラインツールを連携させることができるオートメーションツールです。Zapierを活用すれば、上記でご紹介した以外の様々なツールをHubSpotと連携させることができます。例えば、HubSpotに新しいコンタクトが登録された場合に、(1)Googleスプレッドシートにコンタクト情報を記録する、(2)Slackに通知を送る、といったタスクを自動化することも可能です。こちらに関しては、あらためて別の解説記事を書きたいと考えていますので、ご期待ください。
いかがでしたか。気になるツールがあれば、まずはトライアルなどで試してみてくださいね。また、HubSpotに関する詳しい機能について知りたいという方は以下のeBookも合わせてご参考になさってください。