インバウンドマーケティングにおけるCTAとランディングページとは
- 2013年03月11日 11:51
- インバウンドマーケティング
購入まであと一歩!最後の決断前に迷っている見込客を説得して正式な顧客に転換しましょう。コンバージョンプロセスは、将来の顧客との関係を築く過程にありマーケティングの中で最も重要な部分です。
コンバージョンプロセスを成功へと導くためには、一貫した「価値」を提供することがポイントです。これを実現するために必要な3つの構成要素は:
- コール・トゥ・アクション(CTA)
- ランディングページ
- サンキューページ
コール・トゥ・アクション(CTA)
革命戦争の英雄、熱心なスポーツコーチ、成功している実業家に共通しているのは、力強いコール・トゥ・アクション(CTA:行動喚起)があることです。CTAはまず見込客をランディングページへと導き、見込客を顧客へと転換します。
CTAは見込客を混乱させるような内容だったり、行動を喚起させないような内容ではいけません。CTAには次の要素が必要です。
- 動作を表す動詞
- リンク先のランディングページの内容を簡潔に伝える説明
- 優れたデザイン
- CTAが設置されているコンテンツと関連していること
- 親しみを感じる語彙を使用
- 表現、視覚、簡潔さがリンク先のランディングページと一致していること
ランディングページ
CTAの方向性が決まったら、次はランディングページを作成します。ランディングページは、誠意があって興味をそそる内容にする必要があります。また、顧客に次のように言っていることを自覚しましょう。
「あなたの個人情報と引き替えに価値ある情報を提供します」
あまりにもあからさまに要求すると、警戒心の強い顧客は警告フラグを立てるので、上手くバランスを取る必要があります。ここに至るまでの努力を思い返してみてください。最後の段階で焦って露骨になってしまったら、元も子もありません。ランディングページには次の要素が必要です。
- 見込客がすぐにページを離脱しない気の散らない環境
- 提供する価値を一言で説明した、魅力的で力強く簡潔な見出し
- 提供する価値の要約
- 箇条書きにまとめたバリュー
- コンテンツの可視化
- ユーザー情報の入力フォーム
- 関連する視覚要素
- サンキューページへのリダイレクト
たくさんの要素が必要に見えるかもしれませんが、コンパクトさが重要です。顧客が個人情報を入力する際に迷いを生じさせず、全てが一目で見えるようにする必要があります。
個人情報については立ち入りすぎず、できるだけ多くの情報を集めることが理想的です。オファーに対し甘い言葉を並べ立てすぎるのも望ましくありません。「話がうますぎる」と思われたら、興味は失われ信用されなくなります。
サンキューページ
サンキューページでは、ランディングページで提示した価値を実際に提供し、近いうちに次のコンタクトを取ると伝えましょう。サンキューページに必要な要素は次のとおりです。
- 約束したコンテンツを提供
- ソーシャルネットワークボタンを設置
- 関連するコンテンツの紹介(さらに深い段階へ導くもの)
- Webサイトのをナビゲーションを表示
サンキューページはまとめのページといってよいでしょう。誠意ある提案を示すことで、ユーザーはさらに深く掘り下げることもできるし、または迷いから抜け出すこともできるでしょう。