Growth-Driven Design - Benefits

グロース・ドリブン・デザインは、Webサイト制作のプロセスを見直し、リスクの少ない状態で成果を出しやすくするために考案された、Webサイト制作の新しい概念です。

グロース・ドリブン・デザインの良さは、企業の将来を見据えたブランド構築のためのニーズや顧客の需要を柔軟に対応できるということです。この2点は、これまでのWebサイト構築方法では、無視されがちな部分でもありました。グロース・ドリブン・デザインは、これまでのWebサイト構築の考えを一新した、画期的なコンセプトです。

これまで、いくつかグロース・ドリブン・デザインについて説明してきましたが、今回はグロース・ドリブン・デザインのメリットを中心に、より深めた内容をお話ししたいと思います。

 

Growth-Driven Design vs Traditional Design

上図:従来のWebサイトプロセスとグロース・ドリブン・デザインのプロセスの違い

1. ユーザー視点

企業が運営する企業のWebサイトはあなた自身のためでも、競合他社のためでもありません。企業Webサイトは、あなたがターゲットとするユーザーのために用意するものです。したがって、Webサイトはターゲットユーザーが情報を探しやすいサイトに設計する必要があります。

では、理想的なWebサイトを構築するためには何が必要でしょうか?それは、ユーザーのデータを活用することです。グロース・ドリブン・デザインの考えに基づいたWebサイト制作・運用は、ユーザーのデータを頼りに行われるため、ユーザー視点のWebサイトを構築できるのです。

2. データに基づいたWebサイト設計

グロース・ドリブン・デザインでは、すべて実際のデータを活用してWebサイト構築・リニューアルが行われます。従来のWebサイト構築方法では、仮設をもとに構築・リニューアルされていたので、Webサイトができあがあった後のパフォーマンスに確約はできません。しかし、グロース・ドリブン・デザインで重視する「データ」を活用したWebサイト設計であれば、強力なパフォーマンスを見込めることとなります。

グロース・ドリブン・デザインの方法論では、様々なデータを計測することを基本としています。例えば、ユーザーテスト、ジャーニーマップ、バイヤーペルソナなどです。グロース・ドリブン・デザインはただ単に、ユーザーのみに関わるデータだけでなく、マーケティングや営業のビジネス目標も考慮されています。Webサイト一つ一つの要素はテストし、調整、最適化されます。Webサイト上で行われるすべての行動がデータ化され、企業のマーケティング活動に多大なインパクトを与えているのです。

3. アジャイルプロセス

グロース・ドリブン・デザインはアジャイルプロセスによりWebサイトパフォーマンスやビシネスの向上を求めます。グロース・ドリブン・デザインに取り組むプロジェクトメンバーは、シンプルさと明確さを求めることに価値を置きます。リスクは管理され、より少ない時間でデザインと将来的に必要となる機能の修正点の仮設と検証が行えることは、変化の激しい世の中重要視したいところでしょう。

4. 継続的な検証・改善

従来のWebサイト構築の考えでは、企業はWebサイトのリニューアルを2年に1回のペースで行っているそうです。グロース・ドリブン・デザインに考えでは、2年という長い年月の間、Webサイトを放置するようなことはありません。グロース・ドリブン・デザインは継続的なWebサイトの改善を軸としています。

ここで意味することは、Webサイト上のデータは継続的に収集され、Webサイトページは追加や削除などを繰り返し、日々最適化が行われるということです。このことにより、Webサイトの改善のための一つ一つのアクションは優先順位化され、最高の結果をもたらすように計画立てられます。Webサイト上のページのパフォーマンスはデータ化され、細かい要素であるコンテンツ、CTA、デザイン、リード獲得情報などすべてを効果測定します。このことにより、Webサイト上のコンバージョン率の向上と、ユーザーとのエンゲージを高めることを可能とします。

5. コスト削減

基本的にWebサイト構築やリニューアルには多大な費用がかかります。それにもかかわらず、Webサイトを構築したからといって、ビジネスに大きく寄与してくれるかどうかわからないままWebサイト構築やリニューアルを行う場合がほとんどです。このような状況で何百万という費用と時間をWebサイトに投資することは、リスクが大きすぎるでしょう。

一方で、グロース・ドリブン・デザインでは、リスクを最小限に抑え、Webサイト構築やリニューアルに取り組むことができます。グロース・ドリブン・デザインのプロセスでは、結果を見込むことのできないような計画に、初月でいきなり巨額を支払う必要はありません。何度も述べていますが、グロース・ドリブン・デザインはユーザーデータに基づいたWebサイト設計、構築のため、PDCAを回しながらプロジェクトを進めます。プラスの効果を期待でき、かつ一度に膨大な費用を背負う必要もありません。

まとめ

インバウンドマーケティングにおいて、グロース・ドリブン・デザインはデータとリサーチに基づいて誕生した方法論です。改善に向けたすべてのアクションは、事実に基づいて実行されるため、ユーザーと運営側の両方の視点で、プラスの効果を期待できると言われています。実際に、グロース・ドリブン・デザインは従来のWebサイト構築方法に比べて、Webサイト制作により柔軟に対応できます。

あなたの競合のように未だ従来のやり方でWebサイトの更新を滞らせ、修正箇所を加えるためだけに何年も待っているようではなく、Webサイトのパフォーマンスを良い状態に保てるように日々、検証・改善に努めましょう。何よりもまず、Webサイトとはユーザーと企業が初めて接点を持つポイントであるという認識を忘れず、常に新鮮な状態を保ちハイパフォーマンスを出せるような仕組みを作りましょう。

グロース・ドリブン・デザインのイベント

2016年6月30日(木)東京品川で、グロース・ドリブン・デザインについての講演イベントの開催が決定しました!グロース・ドリブン・デザインを提唱しているHubSpot社のLuke Summerfieldをお迎えし、ウェブサイト構築のプロセスを考え直し、結果が出るサイトをより少ないリソース、少ない時間で作り上げる「グロース・ドリブン・デザイン」についてお話ししていただきます。

こちらのイベントは、HubSpotユーザーグループ東京の主催により開催させていただいております。マーケティングオートメーションであるHubSpotのユーザーや、グロース・ドリブン・デザインにご興味をお持ちの方は、是非イベントへご参加ください。
また、HubSpotユーザーによる事例紹介を行いますので、HubSpotの活用方法をより具体的にイメージしていただける内容となっています。


HUG Tokyo