【ペルソナ作成】あなたはペルソナをマーケティングに活用できていますか?
- 2015年02月12日 12:36
- インバウンドマーケティング
キャンペーンシリーズ記事No.3は「ペルソナ」について解説していきます!
- インバウンドキャンペーンについて学ぶ
- ゴール設定
- ペルソナ設定
- コンテンツ制作
- ランディングページ、サンキューページ制作
- プロモーション(チャネルの選択)
- ナーチャリング
- 効果測定
個人的な話をしますと、HubSpotファン歴わずか3ヶ月程度なのでまだ分からないことも多いですが、ブログを書きながら読者のみなさんと成長し、インバウンドマーケティングについてマスターしていきたいと思っています!最近は、HubSpot社の提供する公認の資格試験Inbound Certificationに合格することができました。
※只今、HubSpotツールついての試験、HubSpot Certification取得に向けて勉強中!
それでは本題に入ります。
みなさんペルソナという言葉はもう聞き慣れているかと思いますが、もう一度おさらいしましょう。
HubSpot社によるペルソナの定義とは、
A buyer persona is a semi-fictional representation of your ideal customer based on market research and real data about your existing customers.
つまり、データやリサーチによって得られた情報を基に、ターゲットとしたい顧客像を仮に立てるということです。
例えば、もしあなたが長く顔を合わせていない親戚の誕生日パーティーに招待されたとき、何をプレゼントしますか?性別、年齢がわかったとしても、それ以上の情報がない場合プレゼント選択にとても困ってしまいますね。逆に、あなたの親密な友人だとどうでしょうか?趣味や好みがわかっているので、プレゼント購入が楽になりますよね。このように、プレゼントを贈る側は、受け取る側の情報が必要であることと同じように、マーケティングやセールスを行う上でも、コンテンツをどんな人に発信するのかを知る必要があります。
既存顧客の分析の重要さ
潜在顧客を知ることは、ビジネスの方向性のブレを無くすことができます。つまり、自社製品やサービスはペルソナを開発していくことと並行して行われるため、常に顧客を第一に考えた製品やサービスができるわけです。
さまざまな分析方法
- ソーシャルメディア(Facebook、Twitter、Google+、LinkedInなど)のプロフィールやソーシャルメディア上の動き
- 既存の顧客へインタビューやアンケート
- 既存顧客が送信したフォームの情報
既存顧客の分析後、ペルソナを作成しよう!
今回は、営業部とマーケティング部の連携の悪さに悩むマーケティング部長、ニシさんをペルソナとして作成してみました。
提供するものと売込み戦略を考えよう!
ニシさんの人物像を作成したら次に、提供したい製品・サービスでニシさんとどのように関わっていくか、ニシさんに向けて、どのようなビジネス的お手伝いができるのかを考えます。ニシさんの情報を把握した上で、自分たちの戦略を整理します。
キャンペーンで役立つペルソナ
インバウンドキャンペーンについての記事でもあったように、インバウンドキャンペーンとはある特定のビジネスゴールに向けて行うコンテンツ制作やプロモーションなどのアクションをまとめたものをいい、「◯◯◯キャンペーン」のように名前をつけます。では、ペルソナ設定がキャンペーンにとってどのように役立つのかを見ていきましょう。
キャンペーン名:CRM機能紹介キャンペーン
目標:HubSpot CRM機能についての問い合わせを増やす
ペルソナ:二四 七郎(ニシ シチロウ)上記参照↑
この目標に対してペルソナをどのように活用できるでしょうか?

このようにコンテンツは決まったが、どのソーシャルを使って、何時に投稿すれば一番効果的なのか?と疑問を抱いたことがありませんか?ここで先ほど作成したペルソナが役に立つのです!
ポイント!
- 年齢:40-50歳男性
- 住居:関東→電車通勤
- 会社員
これらのポイントを軸にして先ほどの疑問を解決できます。ターゲトとしている40-60歳はTwitterよりFacebookのほうが利用率が高いので、プロモーションはFacebookを主に使うと良いでしょう。また、ペルソナは電車通勤の多い関東在住の会社員であるために、1日の中でもソーシャルメディア閲覧率が高い通勤時間である朝8:00AMと昼休みと予想される12:30PMに投稿をすると効果的であることがわかります。
ペルソナ設定はキャンペーンはもちろんのこと、インバウンドマーケティングを行うにあたってとても大事なプロセスです。
情報収集後、ペルソナを作成し色々な場面でペルソナが役立つことを実感できる日が来るでしょう。
ペルソナを作成するときに考えるポイント(ペルソナの所属は?目標は?家族は?など)は「マーケティング・ペルソナを作成するときに考えるべき7つのポイント」を参照してください。次回は「インバウンドキャンペーンのためのコンテンツ制作」について解説していきます。
また次回お会いしましょう!何かあれば、コメントや意見を気軽にどうぞ!
参考資料:ソーシャルメディアのデータまとめ一覧