inbound2017

現在ボストンで開催されている、米HubSpot社主催のマーケティング&セールスイベント「INBOUND2017」で発表された、最新のHubSpot製品アップデートを速報でお届けいたします。

トピッククラスターによる「コンテンツ戦略」

昨年INBOUND2016でも予告のあった「コンテンツ戦略」がリリースされました。「トピッククラスター」という新機能は、コアトピックスとするキーワードを柱(ピラー)を定義し、それを中心に「サブトピックス」を広げ、それぞれのトピックスに関連するコンテンツ(ブログ記事など)を紐付けることができます。

トラフィック分析にも連動したトピッククラスタは、クラスタ毎にコンテンツの反応や効果を把握することができ、戦略的なコンテンツ運営の手助けとなるでしょう。

トピックスクラスター

少ないコンテンツで、より多くのトラフィックを獲得するためにも、今後は「トピック」を軸としたコンテンツ戦略と、SEOアプローチが必要となってきており、この機能によって、戦略と施策を連動させてプロジェクト進行させることが可能になりました。

コンテンツ戦略

HubSpotソーシャルの拡充 – Facebook動画対応・Facebook Lead Adなど

動画全盛期の現在、人々はモバイルでソーシャルの動画を視聴するのが急増し、各種SNSプラットフォームも動画コンテンツを強化しているのはご存知の通りです。Facebook社が発表した先10年のロードマップをみても、直近5年間はメッセンジャーやInstagramなどのプロダクトに、ビデオや検索、グループ機能を拡充するとしており、B2B企業もこの流れを汲んだマーケティング活動を意識する必要が出てきています。

facebook 10year RoadmapHubSpotのアップデートも、これに追従するようにソーシャル機能を拡充しており、HubSpotソーシャルからFacebook投稿の動画アップロードに対応するなど、よりソーシャルとのシームレスな連携が実現しています。

Facebook video upload
また、Facebook Lead Ads も進化し、Facebook AdsからHubSpotのリード獲得フォームを同期させる新しいリード獲得の仕組みも提供されています。Facebook Lead AdsとHubSpotキャンペーンを同期させることで、Facebook Adsでの接触からキャンペーンのフォームに繋げ、新たなリード獲得とトラッキングが可能になりました。この機能は、有償のアドオン機能ではなく、すべてのHubSpotプランで利用できる機能です。

「キャンペーンアナリティクス」と「影響を受けたコンタクト」

HubSpotで運営する複数の「キャンペーン」の分析を集約させた「キャンペーンアナリティクス」(現在ベータ版)がローンチされています。コンテンツを作り、該当キャンペーンに紐付けた後は、HubSpotの自動集計に任せ、効果検証に注力することが可能になりました。

Campaigns Analytics

さらに、キャンペーンによって「影響を受けたコンタクト」のトラッキング機能にも注目です。このアップデートにより、該当コンタクトが「キャンペーンの何に、どのタイミングで接触し、影響受けたのか」を把握できるようになります。また、クローズした取引の効果も、キャンペーンアナリティクスで計測することが可能になりました。


influenced-contacts

顧客との関係性を深める「Customer Hub」

顧客をサポートで満足度を高め、成功へと導くための機能として、「Custome Hub」がリリースされます。顧客との「1対1」での会話をスムーズにし、顧客一人ひとりの課題や要望を理解することで関係性を深めるための機能「Conversations」も注目です。

画面のサイドメニューには、HubSpot CRMやマーケティングと連動されているため、対話に必要な有益な情報を確認しながら、メールやSNSなどの複数チャネルでの会話が可能になります(2018年予定)。

HubSpot Conversations

新しい「HubSpot Sales Professional」

2017年11月1日から、新しい「HubSpot Sales Professional」がリリースされ、セールスプロセスを大きく加速させる、オールインワンのセールス向けツールキットへと生まれ変わります。

最大5人のユーザーのチームで利用できる月400USドルのプランへと刷新され、セールスワークフローや、予測リードスコア機能のほか、無制限アクセスできるカスタムレポート、プロダクトと呼ばれる取引に販売製品を紐付ける機能など、より充実したプランになります(2017年11月1日予定)。

  • 高度なニーズにも対応できる強力なオートメーションツールや管理ツールが備わっており、プロスペクトや顧客に関するあらゆる情報を整理できます。
  • ミーティング、テンプレート、シーケンスなどの各種プロダクティビティーツールが提供され、受信トレイが緊密に統合されているため、担当者の作業が効率化され、時間の節約につながります。
  • 機械学習を活用した予測リードスコアリングによって、最も有望なリードがセールスチームに提示されます。

この新しいSales Proffesionalのユーザーには、2017年9月26日から2017年11月1日までの期間中、順次新機能が展開されていくとのことです。

MotionAI買収による「チャットボット」

HubSpot社のMotion AIの買収により、技術的なスキルを必要とせずに、顧客とのコミュニケーションを促進するためのチャットボットの構築が可能になります。

motion-AI

Google Chrome拡張機能「HubSpot Collect」

Google Chrome 拡張機能の「HubSpot Collect」を使用すると、Webからテキストスニペット、画像、完全なドキュメントなどをクリップし、HubSpotに保存して、ワンクリックでブログコンテンツに使用できます。 情報収集のストックやアイデアボックスとして活用しましょう。今後、Googleドキュメントの下書きを、HubSpotに直接プッシュする機能も予定しているとのことです。

HubSpot-Collect


以上、まだ詳細未定の部分もあり、詳しくご案内できないところもありますが、INBOUN2017会場で発表されたアップデート速報をお届けしました。

24-7では、HubSpotの初期導入だけでなく、その後のお客様の課題を改善するためのマーケティング支援や運営サポートをおこなっております。お気軽に、24-7までお問い合わせください。