HubSpot 機能紹介 SEO対策ができるページパフォーマンス分析
- 2013年03月13日 22:16
- HubSpot
HubSpotは、インバウンド・マーケティングに最適化されたツールです。SEO、コンテンツ管理、ソーシャルメディア、CTA、ランディングページ、リードナーチャリング、Eメールマーケティング、アクセス解析の全てを一つのツールで完結できます。インバウンド・マーケティングの基本概念、ファネル型にリードを育てていく各ステップで、何をしたらよいのかを提案してくれるのです。今回は、内部SEOを改善できる「ページパフォーマンスレポート」を紹介します。
HubSpotのページパフォーマンスレポートは、Webサイトの内部SEOを評価します。この機能を使うと、検索エンジンからの流入トラフィックを増やすためにどうやってページを最適化すればよいかわかります。検索エンジンのスパイダーと同じように、自動で各ページをクロールして情報を集めています。
次のようなとき、ページパフォーマンスレポートを使うと便利です。
- 内部SEOの改善ポイントを見つける
- Webページのどのキーワードが上位表示されているかを確認する
- 各ページへの被リンクを確認する
最適化が必要なページを見つける
一度にフォーカスするのは、1ページだけにしましょう。どのキーワードで最適化すべきかわかっている場合は、そのキーワードを含んでいるページを見てみましょう。さらに深くそのページを最適化できるでしょう。
1カラム目は、各ページのステータスを表示しています。
- 緑のチェックマーク:内部SEOは100%最適化されています
- 黄色の警告アイコン:まだ最適化する必要があります
- 赤のエラーアイコン:重要なSEOの要素が実装されていません
警告またはエラーアイコンが表示されているページをクリックしてみましょう。
内部SEOのエラーを確認する
「On Page SEO」は、内部SEO施策を評価します。検索エンジンは、何について書かれているページであるかを決定づける要素を調べます。ターゲットキーワードの5つの要素についてそれぞれ最適化しましょう。そうすれば、検索順位が上がりトラフィックも増加するでしょう。この画面では、それぞれのエラーについて確認することができます。もし、ページタイトルやメタディスクリプションなど修正したくないエラーがあれば、dismiss(却下)をクリックします。
メタディスクリプションが抜けている、ページタイトルが長すぎるなどの深刻なエラーがある場合、HabSpotからのアドバイスを読みましょう。
内部SEO対策に変更を加える
問題があるWebサイトのページが HubSpot CMSで管理されていたら、サイドバーの「Edit(編集)」をクリックして「ページレポート」で表示されたエラーを修正することができます。
HubSpot CMSならページパフォーマンスが提示する変更を適用するのは簡単です。最適化したいページの「Page Properties」から次の要素を編集することができます。
- ページタイトル
- メタデスクリプション
- メタキーワード
- URL
H1、画像、内部リンクは、よく更新される要素です。いったん編集が終わったら、ページパフォーマンスレポートに戻りましょう。
ページパフォーマンスリストのリフレッシュ(再読み込み)
レポートの下の方にある「Refresh Page Data」ボタンをクリックします。黄色の警告アイコンが緑のチェックマークに変わっていることを確認しましょう。
インバウンドリンク(被リンク)のチェック
「Inbound Links」セクションからは、それぞれのページごとに全ての被リンクを見ることができます。
あるWebサイトが関連性のあるアンカーテキストを使用していない場合、そのWebサイトが知っている誰かに所有されている、または管理者に連絡ができるときは、ターゲットとしているキーワードを含んだアンカーテキストに変えてもらうよう依頼しましょう。一番修正が必要なリンクは、Link Gradeでソートすることで確認できます。
SEO対策は、インバウンド・マーケティングの入り口であるTOFU(Top of the Funnel)において最も重要な施策の一つです。トラフィックを最大にするために、ページのエラーをゼロにすることは必須です。HubSpotのページパフォーマンス機能を使うと、一番重要なキーワードを含むページから最適化することができるので効率よく作業を進めることができます。