LinkedInの"今"とBtoBマーケティングに使えるLinkedInの活用ポイント
- 2016年03月29日 12:59
- インバウンドマーケティング
ビジネス向けプラットフォームとして知られているLinkedInについて、LinkedInの現状と特徴、そしてBtoBマーケティングの為の使いどころをご紹介します。
LinkedInのユーザー数の急増
LinkedInは世界最大のビジネス向けのSNSです。日本では、まだまだ認知度は低くユーザー数は100万人強ですが、世界全体のユーザー数は勢いを見せ、その数4億人を突破しています(2016年2月時点)。FacebookやTwitterのようにプライベートで利用するユーザーが多いSNSに対し、LinkedInの日本法人が「ビジネス特化型」と表現しているように、LinkedInは同僚や上司などビジネス上のパートナーとの関係を構築することを目的としたプラットフォームです。
LinkedInの日本人ユーザーについてのデータ
http://www.slideshare.net/linkedinjapan/linked-in-japan-member-data
企業のLinkedIn活用パターン
LinkedInが企業向けに提供しているビジネスソリューションは大きく分けて3つあります。
- 採用(募集要項の掲載、優秀な人材へコンタクト)
- マーケティング(ブランディング、リード獲得、広告)
- 営業(ソーシャルセリング)
LinkedInのイメージとして、転職活動のためのプラットフォームという認識が強い気がしますが、2014年度あたりからBtoB向けのマーケティング支援にも力を入れています。BtoBに特に重要な「一貫したマーケティングと営業活動」の需要を背景にLinkedInでは、マーケティングと営業の両方を支援するソリューションを提供しています。
BtoBマーケティングにLinkedInを活用する
一般的に企業のマーケターに期待されていることとして「リードの獲得」や「自社製品・サービスの認知度向上」があるのではないでしょうか。上記で説明したように、LinkedInには購買プロセスの全体(ファネル)に関わるマーケティングのソリューションを提供しています。そこでBtoBマーケターが最低限使いこなしたいマーケティングに活用できるLinkedInの機能をご紹介します。
企業ページを作成
まずは、企業のページを作成しましょう。企業ページを作成すると、従業員と紐付けしたり、既存顧客や見込み顧客とつながることができます。また、ユーザーはお気に入りの企業ページをフォローできるので、企業はフォロワーのタイムラインに記事コンテンツやユーザーが必要としている情報を届けることができます。
コンテンツを届ける
プロモーションページ
企業ページを作成すると、自社の製品ごとにプロモーションページを作成できます。英語では「ショーケース」と呼ばれていますが、製品のブランディングを確立させ、製品のターゲットを指定し、興味を示してくれているユーザーとの関係づくりに役立ちます。
グループ
グループに参加してみましょう。同じ業界や興味を持つ人々が1つのグループ内で、コンテンツをシェアしたり、ディスカッションする場となります。自分が積極的にグループに参加すると世界中の人とコネクションができ、自分の専門性の高さをアピールできる場となります。また、自分でグループを作成することもできます。
コネクションを作る
上記であげたこと全てに、LinkedInの機能を使うとターゲットユーザーと会話ができ、自社製品に興味を示してくれている人へアプローチが可能です。また個人のプロフィールや所属する会社の情報にもたどり着くことができるため、自社の理想とするターゲットペルソナに合致するかを見極めることもできます。
最近では、企業のグローバル展開に伴いLinkedInの企業ページを持つ企業が増えている傾向にあります。LinkedInはBtoBマーケティングに活用できるようなサービス展開に力を入れており、今後もますます日本のユーザーも増えるのではないかと思っています。今回はLinkedInについての簡単なご紹介となりました。実際にLinkedInを利用している企業のユニークな活用事例をご紹介したEブックを用意したので、ご興味のある方は以下よりご覧ください。