簡単にソーシャルメディアを運用しませんか?マーケティングの3つの目的を実現させるソーシャルメディア運用ツールのご紹介
- 2016年04月27日 12:00
- インバウンドマーケティング
企業が自社の製品・サービスをプロモーションする手段としてソーシャルメディアはとても一般的になりました。TwitterやFacebookページ、最近ではInstagramも人気のプロモーションツールになりつつあります。
各社さまざまな工夫を凝らしてブログの更新情報やセール情報、新作アイテムの写真などを投稿をしています。
《SHARP社のTwitter投稿例》
この夏どちらにお悩み?
┏━━━━┓ ┏━━━━┓
☞┃ 蚊 ┃ ┃ 空気 ┃
┗━━━━┛ ┗━━━━┛_人人人人人人人_
> 蚊取空清 爆誕 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄ pic.twitter.com/8WBShJtMcU— SHARP シャープ株式会社 (@SHARP_JP) 2016年3月17日
しかし、これらのソーシャルメディアは、利用を始めるのは簡単でも継続的に運用していくのが意外と難しいのが悩みの種です。とりあえず他社を真似てソーシャルメディアを始めてみたものの、
- 日々更新しているけど効果がいまひとつピンとこない
- ネタがなくなる
- 段々億劫になってくる
- 更新しなくなる
- フォロワーが全然増えないからツマラナイ
- 反応してくれるのは身内だけ
- 売上やブランディングに貢献している実感が全然無い
- 社内で肩身が狭くなる
そんな悩みを抱えていらっしゃるご担当者さんが多いのではないでしょうか?
ソーシャルメディアというものは直ぐに結果が出るものではなく、地道にユーザーと関係性を構築していくことで初めて成果が出るメディアです。地道にやるということは、日々、継続的に、目的を持って、運用していくものです。
幸いなことに、最近では数多くのソーシャルメディア分析ツールが登場し、投稿に対する反応や目標への進捗などを把握しやすくなりました。
今回はそんな便利な分析ツールを2つご紹介します。
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●投稿の自動化、エンゲージメント分析ツール「Buffer」
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Bufferは、TwitterやFacebook、Google+など複数メディアへの投稿をスケジュールで自動化し、その反応を分析するツールです。
朝の時点でその日の投稿をすべて予約したり、週末の投稿を金曜日に設定したりと業務の簡略化に役立ちます。

また、それぞれの投稿について、エンゲージメント(リツイート、お気に入り、@メンション等)の状況がひと目で分かります。
あまり反応が良くなかった投稿は、右側の「Re-Biffer」ボタンを押して再投稿することができます。その時に、文章を変えてみたり写真を変えてみたりして検証をすることができます。

もっと積極的なマーケティングツールとしてソーシャルメディアを使うには?
企業のマーケティング活動の中で、ソーシャルメディアが担うことができる領域は大きく分けて3つあります。
①「情報拡散」ユーザーに知ってもらいたい:
お客様に自社のことや製品・サービスを知ってもらうこと。PR・ブランディング的な役割。
②「見込客の獲得」ユーザーを見つけたい:
自社の製品・サービスを使ってくれそうなお客様を見つけること。リードジェネレーション的な役割。
③「関係性の構築」ユーザーのことをもっと深く知りたい:
お客様の抱えている課題や要望を拾い上げて優良顧客になってもらう。リテンション・クチコミ認知的な役割
上記で紹介したBufferは「①知ってもらいたい」に注力したツールになります。
②③についても、それぞれ専門的なツール・サービスが存在していますが、今回は①②③のすべてをワンストップで利用することができるHubSpotのソーシャルインボックス(ソーシャルメディアの投稿・モニタリング・分析)をご紹介します。
HubSpotのソーシャル投稿・分析ツール
①「情報拡散」ユーザーに知ってもらいたい
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まだ自社の製品・サービスについてほとんど知識を持っていないけどターゲットにしていきたいお客様(いわゆる潜在顧客)に向けて情報を発信していきます。
新しいブログ記事を公開したタイミングで、TwitterやFacebookページ等にお知らせ投稿を準備します。
HubSpotにアクセスし、ソーシャル>公開 を選択します。
「メッセージを作成」をクリックし、投稿したいソーシャルメディアを選んで、投稿文、画像等を入れ込んだら投稿時間を設定するだけです。
ターゲットにしたいお客様が目にしやすい時間帯に気をつけながら時間を設定するようにしましょう。
投稿した後は、クリック数などをトラッキングし、Twitterなどでは必要に応じて再度投稿してみるのも効果的です。
②「見込客の獲得」ユーザーを見つけたい
③「関係性の構築」ユーザーのことをもっと深く知りたい
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特定のキーワードやトピックスに関して話題にしているユーザーを探していくのは大変なことですが、HubSpotのモニタリング機能を使えば簡単にトラッキングしていくことができます。以下のキャプチャには「@DXU247」を含むツイートだけを抽出しています。したがってDXブログの記事が誰によってTwitterで拡散されたかが簡単にモニタリングできます。

モニタリングの画面上でTwitterの「お気に入り」「リツイート」「シェア」などができるので、気になるユーザーをフォローしたり、メッセージを送ってコミュニケーションを取ったりして、ユーザーに自社の製品・サービスを知ってもらうきっかけにしましょう。
また、ターゲット層であるお客様が何に課題を持ち、何に不満を持ち、それを自社製品・サービスでどのように解決できるかを把握することはとても大切です。そんなお客様の声を拾い上げる簡単な方法にTwitter検索があります。
HubSpotのモニタリング機能で特定のキーワードを設定したり、自社Twitterアカウントのフォロワーの中から重要なフォロワーを集めてリスト化し、その中で話題になっている内容をトラッキングして動向をウォッチすることもできます。
詳しいモニタリング方法や活用方法はこちらの記事を参考にしてみてください。
HubSpotのソーシャルモニタリング機能を使って、ユーザーを理解しコンテンツの質を高める方法
今回はBufferとHubSpotの2つの紹介となりましたが、ソーシャルメディアの連携ツールは数多く存在するので目的にあったツールを使用して、自社のマーケティングに活かしていただきたいと思います。
HubSpotのソーシャルモニタリングツールについてご紹介しましたが、HubSpotはインバウンドマーケティングに必要なツールをオールインワンで管理・運用できます。その他の機能(ランディングページ、Eメール、スコアリングなど)にご興味ある方はEブックをご覧ください。