20年前に企業がWebサイトを持つということは一般的ではありませんでした。最近まで、スタートアップ企業がWebサイトについてはあまり気にしていなかったということも事実です。しかし、インターネットの発展とモバイルからのインターネットアクセス急増に伴い、企業がWebサイトを持たないということは通用しなくなってきています。

新製品やサービスを探したり価格を比較するとき、BtoBの購買者はオンラインで情報を集めることをまず行います。このような購買者のオンライン行動に合わせて、企業もインターネットを駆使して情報提供を行う必要があります。そして、潜在顧客に自分たちの存在を知ってもらい、潜在顧客を逃さないようにしましょう。

このようにWebサイトの重要性が高まってきた背景に基づき、本日はWebサイトの重要性と、CMS機能とMA機能を備えたマーケティングツールであるHubSpotのWebサイト構築機能の11つの特徴をご紹介します。

1. Webサイトが企業の最も重要な資源の一つであるのはなぜ?

HubSpot Webサイト構築
ペルソナの為の有益なコンテンツや、会社情報、製品・サービスのページを集約する企業のWebサイトがなぜ最も大切な資源となるのでしょうか?それは、Webサイトへ24時間365日誰でもアクセスでき、時間、場所、デバイスを問わず潜在顧客を引き付けるための手段となるからです。新聞・雑誌・テレビ・ラジオにおける広告費は、Webサイトと比べると予算に大きな違いがあります。

Webサイトとは、製品 ・サービスの説明と強調できる場としてオンライン上のパンフレットのようなものです。Webページには製品の説明、画像、動画、音声、PDFなどを使って訪問者に適切な情報を伝えることで、訪問者をある意味教育することができます。
また、Webサイトはブランドイメージの向上や、信頼関係を構築するためのプラットフォームとして利用することもできます。

2. 成功するWebサイトの要素とは?

Successful Website Elements

Webサイトとは、訪問者、リード、および顧客のために作られるものです。しかし、ユーザーがサーチエンジンで検索した時に、Webサイトの表示順位が低い場合、会社のWebサイトを見つけてもらうのは困難でしょう。このような状況を避けるために、GoogleのWebサイト最適化のガイドラインをよく把握しておく必要があります。Googleの検索アルゴリズムは常に変化し、Webサイトを最適化させる要素の中には、遵守しなければランキングを下げてしまうものもあるので気をつけなければなりません。

レスポンシブデザイン

ここのところ、モバイルユーザーを軽視することはできません。 Googleによると、多くのインターネット検索は、デスクトップ上よりもモバイルからであるというデータがあります。実際に2014年の場合だと、日本の54%のインターネットアクセスはモバイルからのアクセスというデータがあります。したがって、モバイルユーザーの増加を背景に、Webサイトがレスポンシブデザインであるべきという要件が、Googleのアルゴリズムの改訂に含まれました。レスポンシブデザインにより、デスクトップ、タブレット、モバイルに最適化されたWebサイトページを提供することができます。

高速表示を維持するホスティング

Webサイト上のページの読み込みを早くさせるために、ホスティング最適化することはとても重要です。誰もページを開くために10秒も待ちたくはありませんよね。こういったロード時間を改善するために、いくつかテクニックがあります。たとえば、写真のためのCDNサービスを使用することや、HTML / CSS / JSを縮小化するなどがあります。これは、Googleが追加した新たなWebサイト最適化の要素です。Webサイトのロード時間があまりにも長すぎる場合は、検索ランキングに悪影響を及ぼすと言われています。そこで、Webサイトの速度を評価するGoogle提供のPage Speed Insightsの利用をおすすめします。

セキュリティ/ SSL

SSLはWebサーバとブラウザ間で暗号化されたリンクを確立するためのスタンダードなセキュリティ技術です。このリンクは、Webサーバとブラウザ間で渡されるすべてのデータがプライベートのままであることを保証します。 – SSL.com

SSL証明書には、2台のコンピュータ間のデータの暗号化を確保します。特に、Eコマースやユーザーのデータ(例:コンタクト情報)を取得するWebサイトは、サイトをSSL化しセキュリティを高めなければなりません。Googleは2014年8月、SSLを使用しているWebサイトはランキングを向上させる、ということを発表しました。

魅力的なコンテンツ

企業のWebサイトに掲載するコンテンツの内容は、企業やビジネスタイプよって様々です。そして、企業のペルソナに合わせてコンテンツを最適化する必要があります。コンテンツの中身は、訪問客にとって価値があり役立つ情報であるべきで、マーケティングファネルやステージごとに適切な形で情報提供することが望ましいです。コンテンツのタイプには、ブログ記事、動画、音声、Eブック(チェックリスト、pdf)などがあります。

SEO

魅力的なコンテンツを持つことは重要ですが、検索エンジンに最適化されている必要があります。 先ほど紹介した3つの要素(レスポンシブ対応、検索スピード、SSL化)は、ランキングを上げることに役立ちますが、それらよりもまずGoogleの検索に上位表示させるためにコンテンツをSEOに最適化させます。

ページ

Webサイトへの流入を維持し、より多くの訪問者を引き付けるためにわかりやすいナビゲーションと適切に設計されたWebサイトデザインが必要になります。以下の項目はWebサイト設計の基本項目としてページに含めましょう。

  • ホームページ
  • 概要/会社
  • 製品/サービス
  • ブログ/ニュース/イベント
  • コンタクト
  • ケーススタディ/インタビュー/お客様の声
  • よくある質問
  • キャリア
  • 個人情報保護方針
  • サイトマップ

3. Webサイトのデータからユーザーの動きを知る

Website Analytics

Webサイト解析

Webサイトの分析ツールを使用することで、ユーザーに関する多くの情報を取得することができます。ユーザーのデモグラフィックやオンライン上の行動などから、ユーザーに好まれているコンテンツや、訪問客をリードへ転換させることに貢献したコンテンツなど多くの情報を知ることができます。これらの情報をもとにWebサイト内のコンテンツを改善、追加、更新などをして最適化させると良いでしょう。

Google Analyticsのような無料のツールからでも、以下に並べたような情報を取得できます。

  • 最も訪問されたページ
  • 訪問者が各ページに、平均して滞在していた時間
  • どこのソースから訪問者がサイトに飛んで来たか
  • 訪問者がWebサイトを見つけるために使用したキーワード
  • 訪問者が問い合わせをする直前に閲覧したページ
  • 訪問客が訪問した別のページ
  • サイトに訪問した際に他にどのようなページを閲覧したか
  • 訪問者のアクセス場所
  • 数秒後にサイトを離れた訪問者数の割合
  • デスクトップからの訪問者の割合とモバイルからの訪問者の割合

KISSmetricsのようないくつかの他の有料の分析ツールでは、さらに多くの情報を得ることができます。

ヒートマップは、ぜひ使用していただきたいツールの1つです。 Hotjar(HubSpotとの連携可能)などの一部のサービスは、訪問者のヒートマップ、訪問者の記録、およびコンバージョンファネル、フォームの分析などを提供してくれます。
Webサイト上で分析ツールを使用すると、訪問者のインサイト情報を取得でき、コンテンツやUXを向上させることに役立ちます。そして訪問者へわかりやすいナビゲーションを用意し、彼らにアクションを示して、訪問者が取るべきアクションを促すことができればコンバージョン率を改善することにつながります。

4. HubSpot COS上でWebサイトを構築すべき11の理由

HubSpotにはWebサイトを構築できるCMS機能があります。マーケティング活動に欠かせないWebサイトをHubSpotで構築し、マーケティングや営業活動までを一元管理することができることが特徴です。

HubSpotではCMSをCOSContents Oprimization System)と呼んでいます。まさに、最適化されたコンテンツを見込客に届けることを目的としたCMSとなっております。以下にHubSpotのCMS機能を使用するメリットを11つご紹介します。

HubSpot COS Website

1. レスポンシブデザイン

HubSpot COSは、モバイル機器用に最適化されており、HubSpotのWebサイトはスマートフォン、タブレット、デスクトップなど、どのデバイスにも対応できるレスポンシブ型となっています。

2. セキュリティ

Webサイト訪問者の情報を安全に守るために、HubSpot COSのWebサイトはSSL化に対応しています。

3. 高速かつ信頼性が高い

HubSpotはWebページを高速でロードさせるため、CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)とWAAの両方からなるAkamaiを利用したSaaS型プラットフォームです。

4. 簡単なWebサイト編集機能

HubSpot COSは、Webサイトを構築するテンプレートやモジュールの設定など、HTMLの知識を必要とせず、すばやくサイトページを編集、追加または削除することができます。これはマーケターにとっては嬉しい機能です。

5. 簡単にコンテンツの編集ができる

>HubSpot COS上でコンテンツを編集するためのインラインエディタはとても簡単に編集ができます。ブログやランディングページ、Webサイト、Eメールなどの編集機能は、使いやすさを求め常にアップデートが施されています。

6. 個別にパーソナライズされたコンテンツ

HubSpot COSのスマートコンテンツは、サイト訪問者のコンタクト情報に基づいてWebサイト上の各コンテンツを出しわける機能です。個々に最適なコンテンツを表示させることでエンゲージメントを高めます。

7. SEO&ページパフォーマンス

HubSpotは、ページ、ランディングページ、ブログ記事のオンページSEOチェック機能があります。事前に戦略を立てた最適なキーワードを登録することで、ページがキーワードに最適化されているかをチェックしてくれます。

8. ランディングページ&CTA

数分でランディングページを作成し公開できます。また、HubSpot内でCTAと呼ばれるバナーボタンを作成することができ、HubSpotのサイトページやブログ記事に作成したCTAを簡単に挿入することができます。

9. キャンペーンモニタリング

インバウンドキャンペーンは、マーケティング活動の主軸となっています。HubSpotでは1つのプラットフォームでマーケティング活動に必要なすべての機能をキャンペーンツールで管理し、モニタリング、分析することができます。

10. オール・イン・ワンのセールスおよびマーケティングプラットフォーム

HubSpot COS 機能

以前DXブログでインバウンドマーケティングを行うために役立つ無料ツールを8つ紹介しました。これはあくまで、スモールスタートでインバウンドマーケティングを始めたいという人向けへのご紹介記事でした。8つのツールと言ってもすべてがバラバラなツールであるので、なかなか管理が難しいということも一つ言えるでしょう。そして、すべてのツールが一元管理できることに越したことはありません。

マーケティング活動に使用するツールの数を減らすと、多くの時間を削減でき、また、頭が痛くなる思いもせずに済むかもしれません。HubSpotを使用すると、分析、ソーシャルメディアの投稿管理、ペイドキャンペーン、広告、キーワード管理、Eメールなどのツールを1つのプラットフォームで管理ができます。また、HubSpotのCOSでWebサイトを構築すれば、HubSpotのポータルからすべてのデータを取得し分析することができます。いちいちツールを切り替えする必要がないため、大変便利です。

11. グロース・ドリブン・デザイン

グロース・ドリブン・デデザイン(Growth-Driven Design)とは、成長型のWebサイト構築方法であり新しい考え方です。Webサイトを常に最新に保ち、訪問者に適切なコンテンツを届けるために作られた発想です。これを実現するには、Webサイトの改善点を見つける必要があります。ここに役立つツールがHubSpotのスマートコンテンツと、A/Bテストです。訪問者に好まれるコンテンツを常に提供することに役立ちます。

グロース・ドリブン・デザインについて:https://dx.24-7.co.jp/what-is-growth-driven-design/

その他:Webサイトグレーダー

Hubspot Website Grader 24-7すでにWebサイトを持っている方には、HubSpotから提供されている、Webサイトグレーダーをおすすめします。Webサイトのパフォーマンス(ページ読み込み速度)、モバイル(応答)、SEO、およびセキュリティのチェック機能があります。ぜひ試してみてください。 (日本語対応)


HubSpotのCMS機能についてお分かりいただけましたでしょうか?Webサイトは企業のマーケティングに活かせる大事な資産です。Webサイトから獲得した見込み客と信頼関係を構築し、顧客化につなげるような施策を作ってWebサイトを役立てましょう。HubSpotは企業のマーケティングと営業活動を1つのプラットフォームで管理できるツールです。機能を説明したEブックをご用意したので、興味のある方はぜひ以下よりご覧ください。


HubSpotガイド